語学力について

アメリカ留学をするときには、事前に必要なレベルの英語力を身につけておく必要があります。
語学留学のために渡米するという人であっても、ほとんど英語がわからないままでは生活そのものが成り立ちません。
旅行や観光といったことならよいのですが、留学の目的はあくまでもそこで何らかの学習・研究をしていくことですから、まず英語力の取得は必須事項として再優先に考えておくべきでしょう。
英語力をつけるにはまずは自分の現在の力がどのくらいであるかをしっかりと把握しておく必要があります。
留学先の大学によっては英語能力を客観的に評価できる語学系試験の成績表の提出を求めるところもあるので、まずは目標点数に達することができるようになれるよう勉強を進めていきましょう。
アメリカの大学では日本と違って学生同士がディスカッションをしたり、毎回のように研究発表をしたりといった主体的な授業がほとんどなので、英語力がないということは全く授業に参加できないということにもなってしまいます。

留学目的のための英語能力試験として最も有名なのはETS(Education Testing Service)が行っているTOEFL(Test Of English as a Foreign Language)です。
TOEFLは日本でも試験を受けることができる一般的な試験ですが、そこではリーディング、リスニング、スピーキング、リトゥンという読み書き聞き取りという英語に関する作業を網羅的に行います。
テストのときにはそれぞれの分野ごとに点数がつけられるようになっており、0~120点の間で採点をされるようになっています。
一般的な規準としてはアメリカの大学へ編入するときにはTOEFL iBTの61点以上、大学院への編入ならさらに高い79~80点以上がのぞましいとされています。
ただし学部学科によってはより高い水準での英語力が必要としているところもあるので、願書を取り寄せるときにはそのあたりもしっかりとチェックしておきましょう。

日本ではかつては英語検定、現在はTOEICが有名な英語能力試験となっていますが、留学ということになるとそれらはあまり重要視されない傾向にあります。
TOEFLの留学の一般的な合格基準である61点はTOEICではだいたい700点くらいのレベルと言われているのですが、仮にTOEICで700点以上とれている人でもそれを証明書として提出しても英語能力として認めてもらえないことがよくあります。
またTOEICとTOEFLは試験の内容も試される能力も異なるので、まったく対策なしによい点数がとれるとは限りません。
なので留学を考えているならば、TOEICよりもTOEFLを優先的に勉強していくべきでしょう。

なおこれはあくまでも留学をするときの前提条件としての成績証明の話であるので、単に渡米をして仕事などをしたいという場合ならTOEICでの点数でも十分です。