学校選び

留学先となる学校選びをするときには、まずはその留学で何をしたいのかということを明確にする必要があります。
留学はやってしまえば成功というわけではなく、案外と「行っただけ」というような留学の失敗例も多く見られています。
大切なのは留学するということそのものを目的にするのではなく、留学をして何をしたいかということをはっきりとさせた、どのような手段として留学を利用するかということです。
ただ留学目的は一つだけに絞る必要はなく、あまり四角四面にこだわりすぎるのも自由な校風と柔軟性に富んだアメリカの大学の良さを殺してしまうことになります。
あくまでも留学の目的は高い位置においておき、そこから自由に軌道修正ができるように余裕を持たせておくようにしましょう。

留学の目的が明確になると、自然とどのような大学にどのくらいの長さでゆくのがよいかということがわかってきます。
アメリカの大学は非常に数多くの専攻分野と教育システムがあるので、自分の目的がしっかりしてさえいれば必ずその達成のために役立つ学校を選ぶことができます。
また留学目的がしっかりしていればどの大学へ入学を希望するにしても願書として提出する論文・レポートに的確な内容を記載することができます。
日本の大学と違ってアメリカの大学においては入学条件として学力の他にそれまでの活動実績や論文の内容がかなり重要視されるので、その作成ができるかどうかは自分の希望大学に入学可能かどうかの大きなカギになってきます。
学校選びのための目的決定としては、「国際性」「教育制度」「就職」「周囲のすすめ」といったいくつかの要素からどれを重要視しているかということを考えると漠然としていた気持ちをくっきりさせることができます。

留学といってもアメリカにはたくさんの教育システムがあるので、そのどこに入りどんなふうに課程をこなすかといったことも選ばなくてはいけません。
大学の種類としては大学院・4年制大学・2年制大学の3つが主なものとなります。
また留学をする目的として、学位を取得するかどうかや取得する場合にはその種類はどうするかといったことも決める必要があります。
大学院に進学して本格的に勉強することで博士号や修士号がとれますし、4年制大学なら学士号、2年制大学なら準学士号がとれます。
2年制大学で修了をしたあとで4年制大学に編入するということも可能です。

そこまではっきりとしたらようやく具体的な大学選びになります。
大学を選ぶときには、目的に沿った学科専攻がある学校をいくつかピックアップし、そこから居住条件や入学条件などを細かく調べて自分にあったものを絞り込んでいきます。
そのためには留学ワークシートとしてより自分に適したところはどこかを共通の項目で比較できるシートを作成すると便利です。
ワークシートでは大学の特徴や魅力、学費、居住用の寮などの条件、卒業後の取得資格といったものを挙げていきます。
それらが終わったら、実際に大学についての調査を行っていきます。
調査では資料を取り寄せたり、先の留学経験者の方の意見を調べて行ったりします。