コミュニティカレッジ

アメリカへの留学先としてよく利用されるのが「コミュニティ・カレッジ(Community Colleges)」です。
コミュニティ・カレッジとは公立の2年制大学のことで、主に地域住民の税金によって学校運営がされることから「地域住民=コミュニティ」のための教育内容が安い授業料によって提供されるしくみとなっています。
なお、公立の2年制大学のことを「コミュニティ・カレッジ」といい、私立の2年制大学は「ジュニアカレッジ」といって名称が区別されています。
2年制大学というと日本で言えば短大と同じ扱いのようですが、アメリカの教育システムにおいては日本の短大以上に大きな役割を果たすものとなっています。

コミュニティ・カレッジへの入り方

コミュニティ・カレッジでは、基本的に「open admission」という最低限度の資格を満たしてさえいれば誰でも入学できるという姿勢で運営がなされているので、留学生をはじめ高校を途中で辞めた人など、勉強をしたいと思う人なら基本的にはすぐに受け入れをしてもらえます。
全米では大学生のうち37%は2年制大学に所属しています。

コミュニティ・カレッジでは2年制となっているため、修了することにより準学士号もしくは短期大学士号を受けることができます。
コミュニティ・カレッジで学べる学科は学校によってさまざまで、技術・職業訓練のための具体的な項目を2年間で学ぶ場合もあれば、のちに4年制大学に編入するための一般教養コースもあります。
アメリカでは学士号を取得する前にまずコミュニティ・カレッジを出ているという人も学士号取得者の3割ほどおり、自分のキャリアに合わせて特定の講座のみを受けることを選択する人もいます。

そのため学生として在籍する人の年齢層・性別も偏りなく幅広く存在しています。
2012年の調査では、女性の割合が57%、平均年齢は28歳となっています。

コミュニティ・カレッジは「open admission」と述べましたが、条件としては日本でいう高校を卒業(またはそれと同等の資格を所持)していることがあります。
ただし年齢が18歳に達していれば高校中退者であっても入学後に補習教育を行い、それから正式にコミュニティ・カレッジの講座を受けることができるような柔軟的な対応をしてもらうことも可能です。

ただし、コミュニティ・カレッジはあくまでも「コミュニティ」のための学校という位置づけになっているため、通学は自宅からが前提となり学生寮がしっかりと整備されているところはそれほど多くありません。
学生寮のあるコミュニティ・カレッジは全体の24%程度(2010年時点)といいます。
ですがコミュニティ・カレッジの中には逆に留学生を積極的に受け入れることをうたっているところもあり、そうした場所では留学生向けの学生寮やアドバイザーが配置されているということもあるようです。

種類も設備も学校によってかなり違うので、学校案内などで条件にあうところを詳しく調べてみてください。